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不妊症



はい、では、今日は、
中国伝統医学からみた不妊症のタイプです。

っていうかその前に、
現在、一般的にいわれている精子と卵子の受精のタイミングについて。

精子と卵子にも寿命があり、その寿命内であれば受精可能とういうわけではなく、
“受精可能期間”っていう期間があり、その期間内の受精が必要だそーですよ。

射精後の精子の寿命は、平均2~3日。
しかし、射精直後の精子には受精能力がなく、
およそ射精後5~6時間後から受精可能運動が出来るようになります。
受精可能期間は1日半(36時間)と言われています。
つぎに、
卵巣から排卵した卵子の寿命は24時間程度といわれています。
卵子が受精可能の期間は昔は約1日と言われていました。
しかし現在は、卵子の受精可能な時間は排卵後のたった6~8時間と言われています。

だそうですよ。

“卵子の受精可能期間が排卵後6~8時間で、精子は射精後5~6時間は受精能力がない”
って、かなーりなタイミングの計算が必要ですね。
生理周期を調えて、排卵の時期を毎月一定にできてないと余計に難しくなりますね。

じゃ、本題。
中国伝統医学からみた不妊症の体質6タイプです。
この本からですー
不妊症_c0183104_949133.jpg


不妊をいろいろな身体の兆候により6つに分類します。
1(腎虚);下腹部に冷感を感じる。性欲減退。経血の量が少ない、色が淡 い。出血期間が長い。
2(気血不足);顔色が黄色っぽく身体は痩せていて弱弱しい。身体に力が ない。めまい。経血の量が少なく色が淡い。生理が遅れる。
3(陰虚血熱);めまいと耳鳴り、口や喉が渇き顔や頬が赤い。生理が早ま り経血の量が多く色が鮮紅。或は生理が遅れ経血の量が少なく色が暗 い。午後に身体が火照る。寝汗をか く。
4(肝鬱気滞);経血の量が多かったり少なかったり一定でなく色は紫で塊 が混じり生理痛があり生理前に胸が張って痛みイライラしてすぐ怒る。生 理の周期や期間が定まらない。
5(痰湿鬱阻);肥満で生理不順があり白色のおりものが大量にでる。
6(血お湿熱);生理前に下腹部が強く痛み生理期間が定まらないか少量 の出血が長く続き骨盤のあたりが痛む。黄色で匂いの強いおりものがあ る。

です。

逆に言うと、1~6のどれともあてはまらないのが理想です。
生理周期が28日~30日で、経血の継続期間は3日~7日で、経血の量は多すぎず少なすぎず、色は暗赤色で、質は薄すぎず濃すぎず、血の塊も混じらず、が良い状態であると上の本に書いてありました。

1~6の体質を改善させていくのが鍼灸だったり漢方だったり薬膳の治療です。
生理の周期と継続期間、経血の質や量を整え、生理痛や生理前緊張症などの改善をはかります。
その結果、不妊だけでなく、子宮外妊娠や流産などをしにくい身体にもなっているはずですよ。
つわりも軽くなると思います。

もちろん男性側にも原因がある時は男性の不妊治療をしないといけないですね。


カサマ


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佛手花整骨鍼灸院
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腰痛等の身体の痛みだけでなく体質改善や自律神経系の病気の他、美容、ダイエット等の鍼灸治療もやってます。
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by bushuca | 2014-10-31 12:16 | Trackback | Comments(0)
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